おっさんがアドベンチャーバイクを愛でる記録

KTM降りました。今は塩ビ管色のX-ADV('21)と白いADV150を愛でてます。

ヘルメットにベンチレーションライナーを入れたら案外良かった

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Amazonでヘルメットの中に入れるベンチレーションライナーを買ってみたところ、思ってたより効果があったので、私が感じたメリット・デメリットをご紹介。

こんな感じにヘルメットの中に入れるシリコンで出来たヤツです。

ベンチレーションライナー

徐々に気温も上がり、走っているとヘルメットの中で汗を掻く季節になってきました。そうなると気になるのは「ヘルメットを脱いだときの髪のペチャっと感」です。

ヘルメット脱いだら帽子を被れば誤魔化せますが、面倒だし根本的に解決していない。

ヘルメットを被る前に速乾素材のビーニーみたいのを被るのも面倒。水泳帽みたいだし。

面倒ばっかり言ってますが、ようは普通にメットを被って、脱ぎたいんですよね。わざわざ一手間加えたくないっていう。そういうわけで、ズボラな私はヘルメットの中に入れるインナー的なヤツに目をつけたわけです。

なんか色々あって値段も高いやつだと4,000円近くするので、Amazonで2つ3つ見て、気に入った色があるやつを買うことに。

翌日届いたのは「ぺにょってした、シリコンのイボイボが付いた平ぺったい何か」。

とりあえず前後の向きがあるようなので、向きに注意してヘルメットに挿入したのが冒頭の状態です。ただ写真のようにセットしているだけですが、ヘルメットの脱着を繰り返してもズレたり取れちゃうようなことはありませんでした。

メリットとデメリット

で、実際に使ってみて思ったこと。

メリット

思った以上に髪の毛が潰れない

これが驚きなんですけど、こんなイボイボをヘルメットに入れただけなのに、髪の毛が汗で濡れてぺちゃっと潰れたりすることがありません。イボイボで出来た空気の通り道を、ヘルメットのベンチレーションから取り入れられた空気がちゃんと流れているんだなーっていうのがよくわかります。とは言っても、まだ気温25-26℃くらいの世界での話なので、この先30℃を軽く越すような陽気になったらどうなるかは、まだまだ未知数です。

安い

私がAmazonで買ったときは2,008円でした。帽子を買ったり速乾性のビーニーを買っても同じくらいはしますよね。となると、比べたときにひと手間少ないだけお得な気がします。

デメリット

汗でペチャっとしない代わりに髪がボサボサになる

家を出るときは普通にスタイリングしていない頭って感じだったのが、1-2時間走ってからヘルメットを脱ぐと、完全に鳥の巣のようなボンバーヘッドになっています。ライナーを付けたことによって、ヘルメットの中で髪の上にある通り道を常に風が吹き抜けている状態なので自然のドライヤーを受け続けたような感じになる、、ってことでしょうか。

ヘルメットの頭が入る空間(体積)が物理的に減る

頭を入れるスペースに頭以外の「異物」を入れているんだから、まぁこれは当然。頭が痛いとか被りにくいとかは私はほとんど感じませんが、ヘルメットサイズがギリッギリの方だと違和感感じちゃうかもですね。「ほとんど感じない」ってことでゼロじゃないのは、私の場合ですが、2-3時間被りっぱなしで走っていると脳天にちょっとイボイボが当たっている違和感のようなものを感じるようになりました。

総括

ライナーを入れたことで汗でペチャっとした髪の毛からはオサラバすることが出来ましたが(今のところ)、代わりに髪の毛がボサボサになるという代償を負いました。

どっちがアレなのって天秤にかけた場合、私はボサボサの方がいいやって感じるので、個人的には満足しています。でも髪にずっと風が当たっているって状態なので、もしかしたら髪の毛は多少なり痛むかもしれないですね。

髪ぺちゃを卒業したい人は試してみてもいいかも。