おっさんがアドベンチャーバイクを愛でる記録

KTM降りました。今は塩ビ管色のX-ADV('21)と白いADV150を愛でてます。

今更ながらウィンタージャケットを購入(komineJK-605)

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超今更ながら、ウィンタージャケットを購入しました。
色々と手持ちのジャケットを整理したこともあり、今季は冬ジャケット無しで乗り切るつもりだったのですが、、完全に衝動買い。

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沢山着込むのが正直面倒くさかった

いや、まぁセールだったっていうのもあるんですが、なにより普通に「もっと快適に走りたかった」というところに尽きますね、正直。
今季、冬場のツーリングではかなりのレイヤード、、、っていえば格好いいかもしれませんが、ようするに単なる重ね着モコモコ状態(特に上半身)で、

【上半身】
 1.ユニクロヒートテック(半袖)
 2.ユニクロヒートテック(長袖)
 3.適当な長袖のボタンダウンシャツ、またはセーター
 4.ワークマン防寒ウィンドシェルジャケット 
 5.JackWolfskin中綿ジャケット
 5.コミネ JK-555
【下半身】
 1.ユニクロヒートテックインナー
 2.ワークマンSTRETCHマイクロウォームパンツ

寒くなるにつれて徐々に枚数が増え、最終的には上下こんな感じで走っていたのですが、見ての通り枚数が多くて正直脱ぎ着が面倒で面倒で・・。あと、たくさん着ているのに加えて、肘とかの可動域にあるプロテクターが干渉して邪魔くさいというのもありました。バイクに乗る分には別に支障ないんですが、ヘルメット被るときとか肘の動きに制限があるような感じでちょっと鬱陶しかったです。

寒さに関して言うと、これだけ着ているのでそこまで「寒い!」という感覚はなかったのですが、やはり5℃くらいの気温の中を1-2時間走っていると、徐々に冷えてくるのがわかりますね。しかし、それでもこのまま今季は、、、買うなら来年の新モデルを、、、という思いがあったのですが、ふとした時にこれを見てしまった瞬間、私の心が折れました。

これ(JK-555の商品説明)

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私、買ってからずっと「防風素材の春秋冬3シーズンモデル」だと思っていたんですが、実際は「透湿防水の春秋モデル」でした。
一番のアウターが防風じゃないのか、そりゃ寒いわw /(^o^)\ナンテコッタ

「komine JK-605」

というわけで、ポキっと心の折れた私が買ったのがコミネのJK-605、スプリームプロテクトウインタージャケットという奴です。定価ベースで見ると、コミネなのに(っていうのもどうかと思うが)4万円オーバーで、コミネの中では明らかに高価格帯と言えます。

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4万円台だとクシタニとか他にも色々選べるんですが、通常内蔵されているパッドよりも上位のプロテクタなど使い回せる利点も多いので、結局コミネを選択した次第ですが、そもそもKTM時代にずっと愛用していたrev'itのジャケットを着なくなったのが「X-ADVのアーバンなイメージには少々ゴツい」と思ったからなのですが、今回JK-605を買って思うのは「色が変わったくらいで結局コレもゴツいんちゃうんか」という・・・。

Revit

www.plotonline.com

というわけで、これを先日の伊豆ツーリングで初着用しました。下半身は変わりませんが、上半身は

【上半身】
 1.ユニクロヒートテック(半袖)
 2.ユニクロヒートテック(長袖)
 3.適当なセーター
 4.コミネ JK-605

と、驚くほどの簡略化(大げさ)ですが、流石は冬ジャケットを名乗るだけあって非常に快適でした。個人差はあると思いますが、走り出して2-3時間は気温5-6℃で全然寒さを感じないレベル。
そろそろ暖かくなって杉の花粉が舞おうかという時期ですが、いい買い物をしました。

例のkomineロゴもあまり目立ちませんよ

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なんでわざわざコレを選んだのか

コミネにはたくさん冬ジャケットのラインナップがありますが、その中でなぜわざわざ「見た目がゴツ目」のJK-605を選んだのかという点ですが、理由は
「雨も風も凌げて防御力高くてコレ1枚で国内通年どこでも走れそうだから」
です。もちろん、普段だったら季節ごとに応じてジャケットを着分けるんですが、ロングツーリングだとそうも行かないです。特に、北海道ツーリングの場合は内地との温度差がありすぎてめちゃくちゃ着るものに気を使いますが、そんなときでも、これならインナージャケットを潰して荷物に入れておけば解決です。

実際、2020年夏に10年ぶりくらいで北海道ツーリングに行ったんですが、Revitのインナーを忘れたもんで釧路のイオンで寒すぎてLOGOSのフリースを買いました(笑)横浜~新潟FTまではメッシュジャケットで良いくらいの暑さだったんですけどね、バイクに乗っていると寒暖差で日本の縦の長さを改めて感じる次第。

ついでに透湿防水なのでカッパも不要。Revitもそうでしたが、豪雨の中を丸1日走っていると流石に多少は浸水するんですが、十分我慢できるレベル。ジャケットも夜ホテルで乾かせば翌朝にはバッチリ。ロングツーリング中、天候が不安定でも、カッパを着たり脱いだりしなくていいというのは大幅なストレス減です。

防御力の強さ

標準で肘、肩、背中、胸、脇腹の5箇所にCEパッドが入っています。背中のパッドを上位のプロテクターに入れ替えればもう完璧。ついでにストリート用のネックブレースを装着することも可能です。

競技シーンでは装着が当たり前のネックブレースですが、普通のツーリングで着用している人は、私を含めてまだまだ少ないと思います。オートバイの事故による死亡者は主に頭部、次に胸部の損傷が致命傷になることが多いですが、その次に多いのが頸部の損傷です。重傷者になると手足の骨折が損傷部位の上位に入ってきますが、軽症者では頸部の損傷が圧倒的多数です。

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www.e-stat.go.jp

 

幸いストリート用のネックブレースは見た目もだいぶスマートになりつつあるので、これを機にちょっと導入を検討しています。転ばぬ先の杖、大事ですからね。