2018GW前半(4/29)に行ってきました
仕事はカレンダー通りだったので、特に長期連休感はなかった今年のGWですが、日頃の家サが功を奏したのか、単に妻が家から出たくなかったのか、とにかく前半戦の中日1日をまるまるバイクに使えることに!!
というわけで先週マップケースを装着してから試走しに行った栗原川へまたまた足を伸ばすことに。
移動が長い
私が住んでいる横浜市から栗原川へ行こうとすると、とにかく舗装路の移動が長いです。しかもGWなんで車も多い。
先週はなんとなく海老名経由圏央道から関越へと抜けてみましたが、圏央道が案外混んでいてペースが上がらないもんで、今回は素直に環八を抜けて関越を目指すことに。
結論、環八経由のほうが半分くらいの時間で鶴ヶ島ジャンクションまで行けますね。環八ではある程度のすり抜けが必須になるけれど、それを差し引いてもこっちのほうが楽だな。
※注意
ここから少しツーリングと関係ない話です。
林道の写真なんかは1つ先の章まで飛ばしちゃってくださいね。
突然のトラブル(身体的な方)!!
今回も草木ダム側からアプローチしようと思い、関越から北関東自動車道に入って波志江PAで休憩していました。休憩を終えてPAを出発したところ、30秒もしないで右目がやたら痛くなりました。
なんかゴミでもうっかり目に入ったのかな??と思いましたが、ここは高速道路の本線上、そんなに気軽に停まるのも心理的に出来ず、そのまま2つ先のICまで走りきり、すぐに見つけた大型ドラッグストアに駆け込んだのでした。
私は筋金入りのメガネユーザーなのですが、今回はゴーグルのフィット感とかいろいろ考えてコンタクトにしていました。で、いつもは忘れないコンタクト用の目薬をうっかり忘れてしまってたんです。
で、ドラッグストアで目薬を見つけるも、なんだか目の中の異物感がすごい。。。なんなら右端にちょっとした影感があったりして、目玉をぎょろりと右に向けるとこれまた痛い。。。なんだこれ。。。
店員さんにトイレをお借りして、中の鏡で右目を見てみると、、、なんか目の中に水膨れのようなものがありました。正確に言うと白目の部分が水膨れみたいになっているのでした。えー、、なにこれグロい。。。
火傷のときの水膨れなんかは自分で破って水を出すとわりとあっさり治るので、試しに目玉の中の水膨れを指で摘んで引っ張ってみると、、無理だこれは痛いw
とりあえずこのままコンタクトをしているのは良く無さそうなので、一旦お店を出てコンタクトを捨ててメガネに変更します。落ち着いてGoogle先生に聞いてみると、どうやら結膜浮腫というもののようでした。おお、こんなの初めてだ。
私は結構なドライアイなので、波志江PAでもコンビニで目薬を探してみましたが、残念ながら置いておらず。目をパチパチ繰り返して「ま、大丈夫かなー」ってことでそのまま走り出したのですが、もしかしたら目が乾いた傷つきやすい状態で小さなゴミが入り、一気に炎症を起こしたのかもしれません。とりあえずドラッグストアに再入店し、抗菌目薬を買って点眼しました。
この時点でこのまま引き返そうかとも思ったのですが、どうせも群馬だし、行くも帰るもそれなりの道を走ることになるし、帰ったところで病院は休日でやってないし、それならこのままツーリング楽しむかー、とポジティブシンキングw 結局そのまま林道を目指すことにしました。
これはGoogle先生に「見た目ほど大したことないです」と教えてもらったのが気持ち的に一番大きかったかもしれないです。
ようやく林道へ(長かった)
草木ダムの手前から大滝方面へ走り、そのまま走ると途中からダートが始まります。
そして暫く走ると小中新地林道?かな、河原のような砂利のダートが数km始まります。
この峠を越えると
こんな感じの道が続きます。(いまいち砂利感が伝わらないですねぇ)
で、無事に抜けると逆側には通行止めの小さな看板が出ていたりするのでした。大滝側から来ると全然案内ないんですけどね。
↓ちなみにこれが先週の写真。曇っていると雰囲気変わりますね。先週は曇っていてあちこちガスってて展望ないし寒いし孤独でしたw
で、このまま根利牧場の方まで気持ちよく走るのですが、、
走れども走れども、オフ車とスライドすることがありません。え?みんなGWどこ走ってるんだろう?とか思いながら走っていました。
さて、根利と皇海山の分岐まで来ました。先週は時間がなくてこのまま根利に抜けて帰ったのですが、この日はまだ15時手前ということもあってこのまま皇海山方面を目指すことにしました。
どうもおかしい
皇海山方面に走るも、相変わらずオフ車とスライドしません。路面には2輪や4輪の車両が通過したようなトラックがあるので、走った車両がいないわけではない模様です。
そのまま走り、「皇海橋まで10km」の立て看板を超えたあたりで写真を撮っていると、皇海山側から2台のMTBと、そのコーチと思われるオフ車がやってきました。
手を上げて挨拶して、そのままやり過ごしたのですが、今思えばコレが失敗でした。
↓過ぎ去るMTBとコーチの車両、、
途中で幾つかのゲートを通りましたが全て開放状態で、そのまま進むと「皇海山まで5km」の立て看板が。
皇海橋まで出ちゃえば、あとは時間どおりに素掘りのトンネルまで抜けられそうだなーとか考えながら走っていると、徐々に路面が荒れてきました。正確には、荒れるというよりはかなり大きめの落石が目立つようになってきました。
そしてゴロゴロ落ちている岩を避けるように進んでいくと、、
なんか崩落してました。
おおマジか!とか思いながらなんとか超えましたが、すぐ横は崖なのでわりと怖いです。中型くらいまでのトレールならなんてことないと思いますが、このサイズだと立派なアドベンチャーですw
そして更に進んでいくと相変わらず落石がたくさんあるのですが、そのうち、、
道を塞ぐように溶け残ってる雪が出てきました。
ダイジョウブイケルイケル
でも振り返って写真撮ろうかな、どうしようかな、まぁいっか、とかやっていたら何回目かでうっかり再スタートで後輪を派手に滑らせちゃって、、、
林道初転倒が誰もいないであろう林道の奥でボッチのとき。。。ダイジョウブイケルイケル、と諦めない心で引き起こしますw
と、まぁこんな感じで走り続けたんですが、だいたい皇海橋まであと1kmちょっとくらいのポイントでしょうか、長さ10mくらいの雪の溶け残りが道を塞いでいました。エスケープできそうなスペースはなく、下り勾配。
歩いてみると、それなりに硬くしまった雪ですが、200kg超の車重が乗って大丈夫かどうかと言うと普通に沈みそうです。あと1kmちょいと思うとなんとかこのまま抜けたかったのですが、冷静に考えてこの先にもしも完全に無理な崩落現場とかがあった場合に、この雪を上り勾配でクリアするのは私のスキルではどうやっても不可能で、そうなったら山奥で進むことも戻ることも出来なくなってしまいます。
ということで、冷静に考えてここで根利側へ引き返すことにしました。淡々と書いていますが、この時点で精神的なダメージは相当なもんですw しかもバイクに戻ると1090Rも疲れたのか勝手に横になって寝ていましたw ただでさえ疲れてるのに余計な体力使わせるなよなw
行きはよいよい帰りはつらい
Uターンを決めた時点で時計が16時を超えたところだったこともあり、徐々に暗く寒くなる山中、精神的なダメージが与える疲労が蓄積されてきました。その状態でしんどかった雪越えや崩落超えをもう一度繰り返し、疲れのせいでバイクの制御が甘くなって途中で1回コケましたw
これで14時くらいだったらゆっくりお茶でもして気持ち切り替えたんですけどね。いやー、もっともっと時間にゆとりを持たないとダメだな。
あと、MTBの人たちとスライドしたときにちゃんとこの先の状況を聞いておけばよかった。情報収集は大事。
帰りはピューッと
根利まで抜けてしまえば、あとはフラットだし先週も走ったしでようやく気持ちに余裕が回復しまして、あとはふふーんと鼻歌交じりで関越の昭和ICへ。
SAで泥だらけの相棒をニヤニヤ見つつw、家族にお土産を買って帰りました。
あー、楽しかった。
今回の収穫
先日アスファルトの上で1090Rを転がした際に1人で引き起こすのに非常に苦労したため、足元の悪い林道でコケたら一体どうなってしまうんだろう、、とわりと本気で不安で例の有名なモトウインチとか買おうかとか思うレベルだったんですが、
↓モトウインチ
実際に林道でコカしてみたら、まぁ体制整えてしまえば右だろうと左だろうとホイっと簡単に引き起こせることがわかったので(←慣れるまでに何回倒したんだ)、これで思う存分不整地で遊べそうです。