Blogで海外旅行のことを書くのは初めてですが。
我が家は旅行が好きなので、大抵少なくとも1年に1度は海外旅行に出掛けていました、コロナ騒動が起きるまでは。最後の海外旅行はコロナパニックの直前、2020年の2月に行ったNYでした。
完全に経済が回復するまでは、アジア人ヘイトが怖くて東海岸は怖くて行けないですね。
海外旅行の現状
当然ですが、2020年2月以降、個人旅行として海外旅行へは一度も行けていません。ビジネス目的の友人知人などはタイやマレーシアなど出掛けていますが、帰国時隔離などまぁまぁ面倒くさい模様です。
そんな私が気にしているのは大好きなハワイ旅行についてなのですが、2022年の3月にようやく様々な規制が撤廃されまして、日本から見てもアメリカ全土がいわゆる指定国から除外されたことで、帰国時に強制的に施設隔離されることもなくなりました。
追加接種でアメリカからの帰国・入国者は3月1日より自己隔離を免除 日本政府が水際対策を見直し - ESTA Online Center
つまり、帰国時に陰性であれば公共交通機関を使って普通に自宅に帰宅して、外出自粛も課せられないということになります。在宅勤務の身としては別に施設に隔離されても全然問題ないのですが、出社体系で勤務されている方々だったりその場に赴かないと仕事にならない方々にとっては超朗報なのではないでしょうか。
と、ここだけ聞くと個人旅行に門戸が開かれたような気もするのですが、そう甘くもなく。
個人旅行に必要なもの
出国時（2022年3月時点）
例えば日本からアメリカ（ハワイ州）へ出国する際のケースですが、まず
１．パスポート
２．ESTA（電子渡航認証システム）
は従来どおりとして、更に
３．ワクチン接種証明書（英字）
４．出国24時間以内の陰性証明書
が新たに増えました。
３の接種証明は各自治体で発行が必要です（期間限定で無料で出してくれる自治体も多い）が、４についてはハワイ州から推奨されている医療機関で検査・発行してもらう必要があります。推奨なので絶対じゃなかったかもしれませんが、現地での手続きを考えると「推奨医療機関」の方がスムーズに済むであろうことは想像に易いですね。
帰国時（2022年3月時点）
帰国の場合は
１．パスポート
２．帰国時24時間以内の陰性証明書
が必要となっています。
帰国時ということは、当たり前ですが現地の医療機関や検査機関に掛かる必要があるので、外国語が苦手な方はハードル高いですよね。ハワイなんかだと普通に日本語が通じる検査機関が多数ありそうですけども。
それぞれの費用（2022年3月時点）
陰性証明については、例えば横浜あたりの指定医療機関の場合、海外渡航向けの国内医療機関PCR検査（自由診療）が15,000円程度、プラスで英字の陰性証明書発行に7,000～8,000円、しめて23,000円前後が1人あたりに掛かります。
また、ハワイ州から帰国する際にも現地で陰性証明の取得が義務付けられており、これについてはざっくり1人あたり$200前後掛かるそうです。
ということは、検査と証明書発行手数料だけで出国・帰国併せて55,000円程度掛かるので、、、家族全員分となると、、お高めのコンドミニアム1-2泊分に相当するので、なかなかの負担ですね。
まだよくわからない事
他には、もしも帰国時に陰性証明を取りに行って、現地のPCR検査で陽性反応が出た場合、多分飛行機は乗れない・・ですよね。そうすると当然延泊だとか飛行機の変更（不可のチケットはキャンセル・取り直し）が必要になるので、その費用も追加で掛かる計算です。
我が家の場合
元々2020年の夏に渡航する予定で2019年のうちに予約を入れていたのですが、NY旅行の頃は「まぁ半年も先なら収束してるでしょ」とか言ってたら全然そんなこともなく。航空会社から「飛べないので払い戻しになります」と連絡を貰ったので、また改めて2021年の夏チケットを抑えました。しかしこれも2021年の4月くらいに「飛行計画上飛ばないので払い戻します」となりました。
航空会社を応援したい気持ち＋絶対に行きたい意地みたいな感じで、更に更に2022年の今年の夏のチケットを抑えたのが昨年の秋。
実際に週3便程度は就航しているので、このまま行くと飛行機自体は飛びそうなのですが、ちょっと前述した「諸々の手間と費用」の面から、現時点では直前キャンセルも已む無しかなーって感じです。
もちろん「キャンセル費用」という完全な死に金は非常に勿体ないのですが、24時間以内の陰性証明で万が一陽性となったらキャンセルも出来ない可能性ありますからね。
うーん、こんなことなら数年は海外渡航を諦めるつもりで早々に沖縄あたりのチケットを抑えておくべきだったかなーとか思っても後のカーニバル。今後の動向を見守るしかありません。
