前半では富士山を満喫したので、後半は桜と酒を満喫します。
k17をトコトコ走って戸田~土肥を目指します。
※前半の記事はこちら。
開花が「日本一早い」と言われる土肥桜を目指して
出逢い岬で最後の富士山を眺めたら、戸田の漁港が見えてきました。
久しぶりに釣りしようかなとか思う
余談ですが。
戸田というと、御浜岬で結構釣りが楽しいみたいですね。陸っぱりでも青物が狙えるとか。私は基本的に渓流釣りしかやらないので(それももう数年行ってませんが)、一番大きいタックルでもサーモン用しかないんですが、サーモン用のタックルでもジグ買えば堤防青物とかだったらなんとか出来るのかな?
「海の釣りはタックルが臭くなるから嫌だ」という父親から釣りを教わったので、私も海を殆どやらないんですが、釣ったあとで食べて楽しい(美味しい)のは絶対海釣りなんですよねぇ。笑
閑話休題。
そうこうしているうちに、土肥の萬福寺(万福寺)に到着。
ココ土肥は「日本一開花が早い」と言われている土肥桜で有名ですが、その土肥の中でも万福寺が最も見頃だと聞きつけて今日はやってきました。
お寺の敷地内に1本だけある土肥桜、樹齢500年超えだとか。
よい咲きっぷりで、実に美しいです。
近くには、これまた開花が早い寒緋桜の熱海桜があったり、早桜といえば沖縄にもあるし、一体何をもって一番早いのかはもはや不明ですが、訪れた2022年1月21日の時点でこれだけ咲いていれば、まぁ「日本一早い」もあながち間違っていないのではないですかね。
この日の目的の70%くらいは既に果たしたので、ちょっとのんびりご飯でもいただきます。で、向かったのは10数年前に一度だけ来たことがある「土肥金山」。
普段ならこんな場所、と言ったら失礼ですが、この手の「超ド観光施設」でご飯食べたり絶対しないんですが、風の噂で「土肥金山のご飯が美味しい」と聞いたもので、物は試しと入ってみることに。
看板持った客引きのいる駐車場を少々げんなりしながら入りまして、施設2階のお食事処へ。先客は1組だけという中、メニューを見て一番人気という「タチウオ天丼」を注文。
5-6分で出てきたのがこちら
いや、ちょっと待ってサクサクでめちゃくちゃ美味しそうじゃないですか!!とテンション上がりまして、実際にサックサクだわフワッフワだわ、非常に美味しかったです。満足。
伊豆で唯一の酒蔵へ
土肥桜を観て、美味しいお昼ごはんを食べて、満足したのでそろそろ帰路へ。R136を走って修善寺の「農の駅」に立ち寄り、美味しそうな地物の野菜をお土産に購入。
その足で、伊豆半島で唯一という酒蔵「万大醸造」さんへ(奥に見えるのが醸造所)。
電気がついていなくて分かりづらいけど、売店がこちら。
引き戸を開けて入ると、ほどなく蔵元のお母さんが出てきて電気をつけてくれました。
色々お話を聞いて、こちらの2本を購入することに。
脇田酒造(のちの東洋醸造)が旭化成と合併して酒造りを辞める際、仕事を失った職人数人を万大醸造で雇用したそうです。その際に「脇田の酒を残したい」という職人の意を組んで「じゃあ作ってみればいい」となって、作られたのがこの脇田屋だとか。魚拓で貼っておくので、ご興味のある方は調べてみてくださいね。
ところで、一升瓶を買ったはいいのですが、そもそもX-ADVに入るのか、、、とあれこれやってみましたが、、結論、工夫すればギリギリ入りました。
振動が心配だったのでお母さんにダンボール1枚もらいましたw
これでもシートを占めるときに工夫すれば入るけど
結局こんな感じでしまいました
あとは長泉沼津から高速に乗りまして、久々に少し震えながら走ること2時間弱。17時ちょっと過ぎに無事帰宅。走行距離は344kmでした。
熱い風呂に入ってから一杯が、実に美味しかったです。
今日のルートはこんな感じ。
シートの下に産直で買った野菜も一升瓶も入ってしまうX-ADVは、めちゃくちゃ優秀なツーリングバイクですね。