おっさんがアドベンチャーバイクを愛でる記録

KTM降りました。今は塩ビ管色のX-ADV('21)と白いADV150を愛でてます。

フロントタイヤを脱着しまくった話(前編)

にほんブログ村 バイクブログへ  にほんブログ村 バイクブログ ホンダ(バイク)へ

前回の交換

アドベには前後シンコーのE804/805を入れていました。4,432kmの時点で交換して現在走行距離が11,121kmなので6,689km経過したことになります。
溝はあまりないけどツーリングメインならまだまだ使えちゃいそうなシンコーは噂通りロングライフですね。

フロントだけ交換する

しかしながら交換当初からフロントのダダ滑り感はそりゃもーってくらいだったので(下手なのでフロント滑ると超怖いんです)、フロントだけ先行して交換することに。
普通なら前後同時に交換するもんだとは思うのですが、そこはホラ、昨年7月のコマ連でマサトさんに高級なコンチネンタルのTKC80を1本いただいているので、それをインストールしようというわけです。

f:id:off-mono:20190226131305j:plain

コマ連でマサトさんに譲ってもらったTKC80

タイヤが手元にあるので当然自分で交換します。

これが脱着沼の始まりでした、、、

1回め

<用意したもの:タイヤレバー、木枠、ビードクリーム、つっかえ棒>

センスタを掛けてからスキッドプレートにつっかえ棒(エマージェンシースタンド)をしてからフロントタイヤを外します。つっかえ棒しないでフロント外したらそのまま前に倒れてくるので注意が必要ですね。

f:id:off-mono:20190226131536j:plain

タイヤを外したらエアバルブからムシを抜いてパシューーっと空気を抜き、木枠に乗せてビードを落とします。
あれ、落ちない、、
体重かけて踏んでも駄目。車で踏んでも駄目。海外の動画で見たセンスタで踏んづけるやつやってみようかな、ヨイショ、、あっwwつっかえ棒が外れたwwやばいww(そりゃそうだ)息子ヘルプ!!(助かった)

(こりゃ無理だわ)

というわけで空気入れてバイクにそのまま装着しました。

2回め

<用意したもの:前回+バイクリフト、ビードブレーカー>

前回の失敗を踏まえて、今回は素直にビードブレーカーをamazonで調達しました。あと、つっかえ棒だと不安があるので前回は使っていなかったバイクリフトを使うことに。
我が家はマンションの中層階なのですが、まずタイヤ交換前に青空ガレージへビードブレーカーとバイクリフトを手降ろししなければならず、いきなりの体力消耗です。
買って一度も開けてなかったバイクリフトを開梱すると、上げ下げには22mmのソケットが必要みたいですが生憎と22mmなんてレア(?)なサイズのソケットは工具箱に入っておらず。手とモンキーレンチでクルクル回しました。ちょっと手間だな。
で、届いたばかりのビードブレーカーを開梱するとバラされた状態で、説明書も無し。うーん、と思いながらamazonの写真を見て組み立てます。

f:id:off-mono:20190226131709j:plain

何となく分かるけど、、、

15インチ~21インチまで対応出来るっていうけど、21インチ用のセッティングはこれでいいのか??等、使い方を想像しながら組み立てます。もう疲れたよ、、、

f:id:off-mono:20190226131803j:plain

新しい整備アイテム達

そして前回同様フロントタイヤを外して空気を抜いたら、いよいよビードブレーカーの出番です。あれ、タイヤに届かない、、セッティング間違ってたか、、とか1人でやりながらも、ちゃんと使うとパシュンっと1発でビードが落ちました。おお、これはいい。

f:id:off-mono:20190226131910j:plain

ビードブレーカーのおかげです

でもこれは結構タイヤ(ビード)が痛みそうだなぁ、まぁ捨てるタイヤだから良いけど。
ビードの落ちたシンコーE804をタイヤレバーと手力でホイールから外し、ホイールを軽く掃除したらコンチネンタルのTKC80を組むのですが、コンチネンタルはなんか柔らかくてすごく手組しやすかったです。
車のシガ曽ケ電源の空気入れでイケるか試したもののやっぱり全然歯が立たなかったので、いつものガソリンスタンドにお願いしてコンプレッサーを借りました。
そしてフロントタイヤを装着してロフトやら何やら全部片付けて、車内掃除を小1時間ほどしてからバイクを見ると、、、

ぬ、抜けているだと、、、、

水をかけると見事にスポークの根本から空気が抜けているではありませんか、、、

3回め

<用意したもの:前回と同じ>

twitterの先生方から原因を教えていただいたので、諦めてもう一度全ての道具を出してタイヤを外します。
で、また空気を抜いてビードを落として、目視と手で確認するもリムテープとやらに異常なし。あれーなんでー。

で、試しにもう一度組んでからビードを上げてみるけどやっぱり漏れるのです。なにこれ。そろそろガソリンスタンドのお兄ちゃんの目線が痛いです。。

4回め

<用意したもの:前回+気力

悩んでいると、twitterの先生にココだよココ!と写真で教えていただきました。

「異常なし」って上げてた写真にまさかの原因部分が載っているという奇跡()
また空気を抜いてビードを落として、原因部分を見てみると、、、あれ、写真と違う。どう見ても正常パターンです。
おかしい、絶対おかしい。
しかしながら、次の用事の時間が迫ってきてしまったので、一旦今日の作業は終了してバイクを駐輪場に移動させなければいけません。こういうときに青空ガレージってキツいよね(涙
どうせ抜けるだろうと思っていたので、ビード上げてから水チェックはしないでそのまま手仕舞いました。

フロントタイヤの交換は出来たのか

後半に続きます。