連日です
こんにちわ。Blogのことを思い出したので調子に乗って2日連続でpostします。明日は多分しません。
ラリコンって?
コマ連とかDOAとかSSERとか色々ありますが、とにかくコマ図を見ながら走るイベントで、スタートから今何キロ走ったのかを把握し、更にコマ図からコマ図までの距離を把握するために必要なものです(すごい雑な説明)。
トリップメーターと何が違うの?
トリップメーターも基本的にやることは一緒です。ツイントリップとかだとスタートからの距離も図れるし、コマ図間の距離も測れちゃいますね。
でも、トリップメーターでコマ図遊びに参加するのは基本あまりおすすめ出来ません。
というのも、コマ図の測距はだいたい10m刻みですが、車両のトリップメーターはたいてい100m刻みだと思います。更にデジタルじゃないあのアナログメーターの数字から距離を正確に読み取るのは結構至難のワザですよね。
更に、コマ図を見ててミスコースをした場合は、正しいルートに復帰した際に距離の数字を合わせ直す必要がありますが、トリップメーターでは減算することが出来ないと思いますので、そうなると頭の中で減算をしてやる必要があるのですが、これが結構ツライです。
例えばコマ図で157.74kmのポイントで右に曲がるのを行き過ぎてしまい、トリップメーター上で約159.3kmあたりまで走ってしまったとします。おかしいなと思ってUターンして正しいと思われる右折ポイントを見つけたとして、そのときにはトリップメーターは、止まったときの距離159.3+行き過ぎて戻った分(159.3-157.74)=160.9kmを指すことになり、この時点で計算上3.12kmの誤差が生まれてしまいます(実際には誤差でもっと変な数字になります)。
ラリコンであれば、この時点でメーターの数字を157.74kmに戻せば何もなかったことになりますが、トリップメーターだと減算出来ないので、ここから先のコマ図を読むときには常に3.12kmを頭の中で減算しなければならず、これがルートをミスする毎に積み重なり、さらにさらにコマ図とメーターの誤差も併せて積み重なるので、もう本当に大変です。ソースは春のアサマFATでやったこの私。全行程2時間ちょっとの短いコマ図だったのでなんとかなったけれど、それでも大変でしたよ。
というわけで、トリップメーターで参加するのは本当にお勧めできません(断言)。
ここからが本題
2019年シーズン、まず最初にDOA春が4月頭あたりに開催されると思うのですが、自転車のサイクルコンピューターとかで参加されている方がいたら、このアプリを全力でお勧めします!
T2RC(T2RallyComputer)
これはもう本当にお勧めなのでtwitterでも何度か書いているのですが、ポイントを列挙しますね。
10m単位での測距
コマ図のレギュレーションにぴったんこですね。
加減算は100m単位
「え、10m単位じゃないの?」って思うかもしれませんが、バイクで走っていると10mって一瞬ですで誤差の範疇なので、100m単位でざっくり修正しておけば大丈夫。70m80mの誤差なら100m一気に修正したり、逆に50m60mならもう少し放置しておくとかもアリです。また、自分が走るラインなどによってもコマ図とメーターの数字には誤差が生まれてくるので、走りながらタッチしてざっくり距離を揃えるのですが、そのときに10m単位だとタッチして減算するスピードより、移動で加算されるスピードが勝ってしまい、結果的にこれまた減算ボタンを連打(鬼タッチ)する羽目になるのですが、100m単位ならそれも1/10まで軽減可能ですね。
ミスコースし放題
万が一コマ図を読み間違えてミスルートしても、正コースに復帰した際に「editor機能」でパパっと距離を修正することが可能です。この機能がなかったとき(&減算が10m単位だった頃)は、例えばミスコースして余分に8kmとか走ってしまうと、コースに復帰した際にタッチボタンを800回(10mx800回=8,000m)タッチしなければなりませんでした...。今はeditorを開いて正しい距離の数字を電卓のように入力するだけです。超便利ぃ!!!
最後に
アプリ開発者のT2さんはtwitterで知り合ったバイク仲間なのですが、このアプリの開発にあたっては大勢のベータテスターが参加していて色々なfeedbackをしてきました。私のその中の1人で春秋コマ連、秋DOAと1,000km以上使い倒しました。自信を持ってお勧めします。
宣伝することで何のインセンティブも無いけれど、開発者には最大の敬意を。T2RCはいいぞ~